落花生専門店の鈴市商店

 

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「鈴市さんとの懐かしい思い出」

2013.03.17 団塊世代の心は少年おじさん

鈴市さんと聞いて小さい頃の懐かしい思い出が甦って来ます。 団塊の世代の私の話ですから、もう50年位昔の事です。 両親は朝から農作業に働きづめで、その頃は今の子たちの様に 決まった小遣いと言う物が有りませんでした。 父も昔気質の人間で「働かざる者喰うべからず」と言って おいそれと簡単にはくれませんでした。 それでも漫画が読みたくて、小遣いを強請ると私の目の前に どんと叺袋に入った落花生を渡します。 この落花生の皮を剥いて、金にしろと言う訳です。. 朝から必死に皮を剥いても一向に溜まりません 漫画を買うお金は一升升に一杯位にしなければならず 気が付けば両手の親指に小さな傷があちこち出来て、絆創膏を 巻いて貰う始末でした。 やっとこさ升一杯になり、急いで自転車に乗り裁判所斜め向かいの お店屋さんに向かいます。 そしてお店の人に皮を剥いた落花生の 袋を渡しその代金を貰います。 その頃のお金で100円前後だったと思います。 そのお金を握りしめ、八幡様の前の本屋多田屋さんで念願の 月刊漫画「少年」を買う時の嬉しさは何より最高の物でした。 いわゆる物々交換ですが、働いて対価を得ると言う勉強を 自然と教わった平和な時代でした。 鈴市さんのHPを見ていると、ご高齢のスタッフさんがいらっしゃいますが その頃のそんな時期、そんな少年がいた事を覚えておいででしょうか? 今でも鈴市さんの前を通る時、あの店構えを見ると(勿論当時と違うでしょうが) あの頃の少年にタイムスリップしてしまいます。 鈴市さんの長い歴史の一頁に、そんな少年がいた事も加えて戴けたら幸いです。

2代目市太郎の時代でしょうか。  by 鈴市商店

近頃は落花生の殻は工場内で剥いていて、外部に殻むきを依頼するのは相当前の話だと84歳の母も言っておりました。スタッフも若くなってきていて当時の話を知っている方も減ってきていますので大変貴重なお話です。団塊世代の心は少年おじさん様の体験記、大切にしたいと思います。